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執筆者の写真TOMOCHI COFFEE

新穀:グアテマラ ウエウエテナンゴ ファンシー

 3月31日(金)からグアテマラ ウエウエテナンゴファンシーを新穀/ニュークロップに切り替えいたします。価格は、豆/粉 100g 750円税込、ドリップバッグ 1袋 130円税込です(同時発売)。


 新穀になり、原材料仕様に以下の変更があります。

・スクリーンサイズ(出荷選別ふるいサイズ):(旧)S17→(新)S16

・品種:(旧)カトゥーラ、ブルボン、アラビゴ→(新)カトゥーラ


 実際に焙煎・試飲をしてみると、風味の変化も感じられます。旧穀が“風味の複雑さ(ブレンド感)”が特徴だったのに対して、新穀では“洗練された風味(明瞭感)”を感じます。


 口当たりは滑らかで、カラメルやメイプルシロップのような甘みが先に立つ飲み口です。冷め始めでは軽く酸味を感じますが、その質感は旧穀が紫色のブドウのようなコクを伴う印象だったのに対して、新穀では緑色のブドウのような軽やかさを感じます。繰り返しになりますが、これらの特徴を明瞭に感じやすいこと自体も特徴と思います。


 旧から新の変更点 1)スクリーンサイズはS17からS16にサイズダウン、2)品種が3種から1種。これらを焙煎的に見てみると、焙煎前の原材料選別作業では旧穀の粒径は確かに大きいものの大小ばらつきが多い印象でしたが、新穀では粒径が揃って均一性が増したような印象が強く、さらに品種が1種に絞られ、焙煎条件としては、いずれの変更点も熱の入り方の均一性が高まり風味にも影響が出るはずで、その結果は予想どおり旧穀に比べてより洗練された印象が強くなりました。


 仕様変更によって商品のイメージチェンジがはかられたグアテマラを是非ご賞味ください。


※写真(上)旧穀、(下)新穀です。豆粒の最大サイズや均一性の印象が異なります。

旧穀(3品種ブレンド、スクリーン17)
新穀(本商品:1品種、スクリーン16)



・焙煎度:シティロースト(-) (中煎り、SCAA Gourmet#=未測定)

・産地:ウエウエテナンゴ県

・標高:1,600m

・品種:カトゥーラ

・精製:ウォッシュト


Guatemala Huehuetenango Fancy

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