店頭およびWEBサイト・オンラインショップでの商品説明に“焙煎度”を表示するようにいたしました。
移転直後も、店頭の商品カード(プライスカード)に焙煎度を表示しておりましたが、その後記載をやめていました。
ご来店される多くのお客様が「酸味は苦手」という選定基準を持たれており、商品カードに“深煎り”表示のある豆からのみお選びになられていました。
しかし、酸味のあるコーヒーの風味表示をお読みになり興味を持たれて、そのコーヒーをドリップバッグでご購入されることもしばしばあり、その次のご来店くださった際に「酸味がおいしかった」というご感想とともに酸味のあるコーヒーに移行されていくお客様が比較的多くいらっしゃいました。
そのため、あえて焙煎度表記をなくして選択の垣根(かきね)をなくしていました。
とは言いましても、当店をはじめてご利用されるときに、当店側からの商品説明の手段と、お客様が最初の一品をお選びになるときの指標として、何かしらの共通言語があるとスムーズに選定できるのも事実ですので、そのための“焙煎度”は非常にわかりやすく再度表示をすることにいたしました。
この焙煎度は、色を基準に測定する焙煎度測定器での値をもとに表記してます。
中煎りでも深煎りなみのコクがあるものもあったり、深煎りでも酸味を感じたりするコーヒーもあります。それは、そのコーヒーの抽出液の苦み・酸味・甘み・コク・香りなどのバランスで印象が変わりますし、また、淹れたてから冷めきるまでの液体の温度によってもバランスは変わります。
ご参考になさってください。
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